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【本】スタンフォード式最高の睡眠

【概要】

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返される。4、5回のノンレム睡眠ののちに起床に至る。このうち、入眠の30分はノンレム睡眠が出現し最強の睡眠を取るために非常に重要な時間となる(ゴールデンタイム)。ゴールデンタイムではグロースホルモンが分泌され、大人の細胞の増殖や正常な代謝を促進する、生食や母性行動に関与するプロラクチンの分泌も促される。

人間は意思とは関係なく自律神経が常に働いており、さらにそれは「交感神経」と「副交感神経」に分類される。ノンレム睡眠の場合は副交感神経が優位になるため、就寝前はなるべくリラックスした状態を作り入眠の30分でしっかりと眠ることのできる状態を作ることが大切である。

レム睡眠中はエピソードの記憶が固定され、ノンレム睡眠ではいやな思い出の消去や無意識で覚えられる記憶(自分の感じた気持ちや価値観?)の固定が行われ、これが交互に繰り返され記憶の整理へ向かう。

日中眠くなる場合は30分未満のパワーナップが有効である。

 

【その他】

・電車で眠たくなるのはゆりかごと同じ「1/fゆらぎ」によるもの

アルツハイマーをもたらす物質は「アミロイドβ

・太陽に浴びることで「メラトニン」が分泌される